第10話
.
「あー、いいよ金は。最近佳代には無理ばっかさせてっからなぁ、俺。」
春樹の顔はまさにドS顔。
あたしの腰に腕を回し、ツーっと身体のラインをなぞりながら楽しそうに話している。
春樹の言う〝無理〟と言うのは、主に体位や奉仕のことだろう。
言われて見れば確かに最近はむちゃくちゃだしお金くらいいいよねと、勝手に納得した。
あたし達は誰も来ないのをいいことに昼休み終了ギリギリまで何度も唇を重ね合った。
.
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます