2024/11/28 // 最終回なのでティルトウェイトでも使いますか?

というわけでこのエッセイというか日記は最終回です!

続きは別途立ち上げます!


いやー、しかし、準備を始めてからあっという間にこの日が来てしまうわけです。おっそろしいですね、時間の流れ。皆さん進捗如何ですか?(猛炎)


そういえば、「猛炎」と書いて「ラハリト」と読める人、いらっしゃいますか。

「大炎」なら「マハリト」ですよね。

ついでに言えば「爆炎」と書いたら「ティルトウェイト」ですよね。常識ですね。


懐かしいな、「隣り合わせの灰と青春(著:ベニー松山)」。ちなみに表紙は末弥純先生の超カッコイイイラスト。末弥純先生は私の憧れの絵師(まさに「絵」)で、思えば憧れ始めたのはウィザードリィからだったかもしれない。「呪殺師ニコス(著:竹川聖)」の表紙絵とかもかっこいいんだけど。どうでもいい情報ですが、私の絵のは末弥純先生を大いに参考にしています。参考にするだけで精一杯ですが。


で。

話戻しまして「隣り合わせの灰と青春」――。


当方、アルハイムが好きでして。彼は、


空刃ロルト!」


を使っちゃうんですね、プリーストなのに。ちなみにこのシーンは挿絵にすらなっています。


空刃ロルト」といえば、同じレベル階層に「快癒マディ」があって、それがゆえに全く使われない攻撃魔法なんですよね、これが。Lv6僧侶魔法はマディのためにあると言っても良いので。


しかし、アルハイムは躊躇なく使う!

なぜなら、から!


ここがね、本当に良くできているんですよ。

ウィザードリィ(FC版は少なくとも)って、呪文の習得はランダムなんですよ。ある一定のレベルになったら「習得できる可能性がある」というだけで、保障は何もない。


そこを上手く小説のギミックに落とし込んでいて、かつ「マディ=魔法が使えない」ということを小説の肝に据えているんですね、これが。ほんと「隣り合わせの灰と青春」は名作なので読んでほしい。もう古い本(1998年)ですが、今もKindleなんかにあるようですし、コミカライズもされているっぽいです。見かけたらチェックしてみてくださいね。


本作はがまたかっこいい。

フラックもそうですが、マイルフィックなんかも実におそろしい。グレーターデーモンはもちろんのこと。グレーターデーモンによってあわやパーティ壊滅という屈辱を味合わされた主人公(スカルダ)が、戦士→侍にクラスチェンジするところから話は始まりますしね。


また、属性「悪」のパーティ、ハ・キムや前述のアルハイムが所属する部隊がまたこう小憎らしくて、でもなんか妙にかっこよくて良いんですよ。ゴグレグとかめっちゃ良かった。主人公たち「善」のパーティにいちいちつっかかってくるし、邪魔もしてくるんですが。ハ・キム(忍者)なんてガチ憎たらしくてしょうがなかった。


ライバルが印象的な小説はおしなべて名作になり得るといいますが、まさにこれもそう。というか「敵」が全部印象的。めちゃくちゃいい。主人公パーティも全員個性があるのに、敵が負けてない。逆に、敵がすごい威力なのに、主人公パーティは押し負けてない。ものすごい繊細なバランスで書かれたんだろうなと思います。


そんな風にベニー松山先生の筆力には憧れたものです。いや、今でも目標の一人であります。アレほど(あの無機質な)ゲームでの体験をリアル化してくれた先生はあんまり思い浮かばない。ダンジョンモノは斯くありきだよね~と私は思っていたりしますw リアルで重厚、まさに末弥純先生の絵が超絶似合う、そんな世界。


 ――しかし、カクヨムとかWEBではウケないんだろうなぁw


 まぁ、それはともかく、明日から始まる「カクヨムコン10」。

 基本的に全員ライバルではありますが、同じ目標に向かう者同士でもあります。

 いい感じにやっていければいいなと思っております。

 (くれぐれも★爆とかはだめよ。誰一人幸せにならないから。実力で殴りにいきましょ)


 どうぞよろしくお願いします。


 というわけで、皆さん進捗如何ですか?(爆炎ティルトウェイト

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

#カクヨムコン10 までの記録// 雑記的なものと進捗のメモと。 一式鍵 @ken1shiki

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ