第89話
けど、こんな日に同じパーティーに参加するのも、気まずいだけだよね……
「まあ…そういうことで、夕飯はいらねーから。母さんに言っといて」
『はいはーい、了解』
そう言って夏輝は朝食を食べるとさっさと二階に上がっていってしまった
夏輝が出ていったあとのドアをぼんやりと見ていたら
『…陽南ちゃんとお兄ちゃん、なんか喧嘩した?』
「―――へ?」
澪香ちゃんからの思いがけない言葉にすぐには返事ができなかった
喧嘩……そんな風に見えるの?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます