新たな恋

第13話

「おはよ!夏輝」


「……おはよ」


なんだ…朝からテンション高いな…


「早く行こうよ」


「そんなに急かすなよ。まだ間に合うだろ?」


「そうだけどー」


毎日、当たり前のように一緒に家を出て学校に行く


小学生になった時からずっとだから、すでに10年以上一緒に通っている


家が隣同士の特権


陽南にどんな風に思われてもいい


これだけは譲れない


どんなに陽南に彼氏ができても、これだけは…


っていっても駅までなんだが…

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