第5話
マンションに帰ると滝川君はソファーで爆睡中だった
ガラステーブルの上にはアタシが気に入った式場パンフレットが置かれていた
「まさか、眺めてたのかな。」
アタシは滝川君の頬に触れてみる
ほら
全然比べものにならない
塚野さんのカッコイイのと
滝川君のカッコイイのでは
なんだか質が違うの
「う・・ん、はな?」
「ただいま、よく寝てたね。すぐ御飯にするね?」
すると滝川君はアタシの腕を掴む
「夕飯はもう作ってるから、」
「え、そうなの?ありがとう。」
「だから、」
彼はアタシを自分に引き寄せる
「わ、どうしたのっ・・」
アタシは彼に抱きしめられるからビックリする
「食事より先にしよう?」
・・・滝川君、仕事のし過ぎでちょっと壊れた?
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