第59話
ホワイトブリーチ頭の波玖(ハク)って男も、生意気言うがやはりチームのNO.1の言うことには逆らえないんだろう。
冷蔵庫から、ペットボトルのお茶を1本取り出し私の目の前に置く。
「どーぞ」
「どーも」
そんな短文な波玖と私の会話に割って入ってきた奴が1人。
後ろの入口ドアから声がした。
「なんじゃ。穣さん、口調が波玖とそっくりじゃの」
やけに落ち着いたトーンと独特な喋り方
「やめてくれよ、慧さん」
相変わらず口を曲げて不愉快そうに波玖はドア付近にいる男へ声をかける。
その声を辿るように振り向けば、
着物を着た爽やかな男が立っていた。
「昨日、亜貴と陽向が騒いでた穣さんってゆーんは、この子のことかの」
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