たぶん、好かれすぎ。

第49話

「滝川君て何科の医師なの?」



アタシはシャワーを浴びて彼が作った夕食を食べていた。



「言わないといけない?」


「いっいや別に言いたくないならいいけど、」



「別に付き合ってるわけじゃないし、知らなくてもいいんじゃない。」



うわ・・・・黒っ!




この前のお泊りの2回は、ヤッたら寝る!とタクシーで帰る!・・だったからな。



彼とはホントにまともに話をしたことがないと再認識する。



滝川君はキッチンからミネラルウォーターを持ってきて、アタシの隣に座る。


さっきまで対面で食べていたのに。



「彼氏に昇格するなら教えるけど。」



!!




「そんな気がないから一生分からないんじゃない?」


・・・せっ性格が悪い?


それとも微妙に“S”!?

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