第9章

第11話

「という事で…ステラ、私達や、燐と一緒に戦士として戦ったり、ダンサー&バックコーラスとして活動して欲しいの!」


「ダンサー!?バックコーラス!?俺が!?」


突然のツヴァイからのお願いにステラは、呆気に取られる。


「ダンスは、並外れた身体能力があるから大丈夫なんじゃない?」


そう語るアインツの後ろから、ルーナが顔を出した。


「それに、ツヴァイとペアダンス踊れるよ?」


ルーナがニヤついている。


「…やる。」


彼は、とことん「彼女ツヴァイ」に弱いらしい…。

いや…ベタ惚れだと思った燐。


…だが、それは、ひとまず置いて挨拶する事にした。


「日向 燐です。ステラさん、今日から宜しくお願いします!」


「ステラです。こちらこそ、宜しく。」


2人は、握手を交わした。


「ダンス仲間が増えたし、折角だからダンスグループ名、考えようか。」


ノインの提案に2人は驚いた。


「私達は、Cosmo quartettoだから…Cosmicは、どうかしら?」


「良いかも…!」


燐とステラの2人は、嬉しそうな表情を浮かべた。


「早速、ライブに向けて練習だ!!」


その日の夜、Cosmicの誕生は、メディアで大きな話題となった。

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