第24章
第32話
「あぁ〜!!どさくさに紛れて、副社長に告白しちゃったよ〜!!どうしよう…絶対、困らせたよね…あぁ〜気まずっ!!」
未希は一人、社員食堂で頭を抱えていた。
「あれ?名月先輩、お疲れ様です!…って、どうしたんですか?」
振り向くと、そこに居たのは秋映さんだった。
「秋映さん…どうしよう…私、どさくさ紛れで副社長に告白しちゃった…」
「えぇ〜ッ!?何でですか!?」
「何か、普段見せない表情と反応を見ちゃったら、前よりもっと好きになっちゃって…♡」
そう語る名月先輩の顔は、恋する乙女だと思った…。
そんな、名月先輩の表情が曇る。
「でも、困らせちゃったかなって…」
名月先輩の表情が切なくて、胸の奥が痛くなる…。
「きっと、突然の告白に驚いたんだと思います。大丈夫ですよ、きっと…」
「ありがとう…りんごちゃん…」
私達はこの日、友達になりました。
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