第23章

第30話

突然ですが、雪見 北斗 三十五歳。


告白されました…。


『職場で友人のラブシーンを偶然見たと思ったら…突然、部下に告られるなんて…』


今まで、恋愛経験はあるけれど…「何か、思ってた人と違うから別れよう」そんな事ばかりだった。


だけど、彼女は、今まで出会ってきた女性と違う…。


「クールで近寄り難い方かと思っていたから、次々表情が変わって、何だか意外です!

…もっと好きになっちゃいました♡」


名月さんの言葉が、俺の心の中で繰り返される。


『あれ…?俺、名月さんの事…どう思ってるんだろう…?』


俺は、今日一日、悶々と過ごしていた…。

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