第18章

第23話

「社長…好きです…幼少期の頃から、ずっと…」


今まで心に秘めていた思いが、そっと唇から、溢れた。


「僕もあの時から、あなたの事が好きです…」


二人は、吸い寄せられる様に口付けを交わした。


「今夜、あなたを抱きたい…」


社長の熱い視線が私を見つめた…。


「…シャワー、浴びてきます…」


『私は、なんて大胆な事を言ってしまったのだろう…。でも…引き止めずにいられなかった…』


自分の身体を念入りに洗い流しながら、思う。


そして、まだ私は知らなかった…。


この後、ずっと恋焦がれていた社長に…溺愛されるなんて…。

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