第8話
わたしは瞳を閉じた。
誰にも届かない言葉は涙へとかたちを変えて流れてゆく。
わたしは暫くそうやってベッドに横になったままじっとしていたけど、風が冷たくなってきたのを感じて、窓を閉めようと起き上がった。
外はもうすっかり暗くなっていると思っていたのに、まだ太陽は沈んでなくて。
ブルーとオレンジが溶け合う澄んだ空はとても綺麗だった。
----------もうすぐ、夏が始まる
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