第28話
千秋君との仕事は順調に進んでいく。
だけど私の心は高校生の頃に逆戻り。
会う度に彼を好きになっている。
2回も彼を好きになってしまった。
沢山いるオトコのヒトの中で千秋君しか好きにならない私ってどういうことなの。
ただ彼に気持ちを絶対知られてはいけない事は承知しているつもり。
彼氏がいる、なんて嘘をついたことは悪いことではなかったのかもしれない。
それで自分自身にセーブがかかるから。
いくら好きになっても振り向いてもらえないヒトだから。
「ねな!!すっごいイケメンの千秋朔がロビーに来てるんだけど。」
興奮気味な涼子の声がフロアに響いた。
私は思わず確認していた模型を壊しそうになった。
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