第2話

そして、このかまトト倶楽部に、




「理沙子ぉ~、聞いた?!今の発言っ!数ヶ月ぶりに飲みに来てみれば、この態度っ!」



「はいはい。何でもいいけど、そろそろ焼酎ロックはやめてウーロン茶ロックにクールダウンしたら?」



「理沙子ぉ~、それはただのウーロン茶ってやつよぉ。それなら、あとツーフィンガーくらいしか残っていない焼酎のキープボトルに水、足しといてあげるわ~」



「トトちゃんっ、それでしっかり新しいキープボトル代つけておく気でしょっ。そんなことしてもね、今夜の支払いは全て横にいる塚本持ちなんだから、私からしたら全然痛くも痒くもないわよっ」



「あらぁ~、それなら遠慮なくこのボトルが空く前にヘネシーでも入れさせてもらおうかしらぁ~」



「おいおい~、勘弁してくれよ~俺、いきなり呼び出されて金ヅルにされちゃってんですけど~」




ゴールデンウィーク初日の夜同様に、




理沙子姉さんと塚本もご一緒です……

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