第8話【再開、そして新たな仲間たち】
第9話
第8話【再開、そして新たな仲間たち】
みずきは次の休みの日に、訓練場にいるであろう、ゆうとの部屋を探すことにしました。
一部屋ずづ、バンッバンッバンッと!無許可で開けて行きます。
中からきっと、まだ会ったことのないギャラクシーガーディアンズたちがびっくりした顔して、みずきを見ます。
みずきは、見つからないゆうとの名前を叫びます
「もー!!!!ゆうとどこだー!!!でてこーい!!!!
『どんなガラクタの出来事も、一緒にいた時間は宝物なんだ。』って言ってよ~!!!!!」みずきは大声で叫びました。
だんだん涙がでてきます。
「恥ずかしい。」
「えっ」
後ろを振り返ると、ゆうとがいました。
「おまえさ~、常識考えろよ、ほんとに。」
そこには小さかったゆうとが自分より身長が高くなっていたゆうとが間近にいました。
「ゆ、ゆうとが、いた!」
「いるよ、ここに。」
ゆうとは嫌そうな顔をまたします。
みずきは、また心がズキっとしました。
だって、思い出の中のゆうとは、とても笑顔だから。
「な、なんで会えたの??」
「あのなー、今日から合同訓練なんだよ、はじめは誰でも、みーんなひとりで馴らすためにひとりで訓練すんの」
「え??!!!!ええええええええええええ!!!!」
「・・・え?まじ?
あほ、あほなの?」
「そういえば、そんなこと説明された気もするっ!」
「うわ、おまえ、やばいよ、それ。」
あきれた顔をしてちょっと笑うゆうと。
その顔にちょっとどきんとしてしまいました。
「・・・うん」みずきは恥ずかしくなってボサボサになってしまった髪型とか、泣いたままの涙をきちんと拭いて、スカートなどの身なりを整えなおしました。
「な、泣くなよ、な?」
「ゆうと、会いたかった。会えて本当に嬉しい。こんなに、ずっと待ち望んでたんだよ」
「・・・、うん。」
ゆうとは照れた顔をして、ちょっと困った顔をしました。
「・・・?」
「ゆうと?誰、その子?」
そこに現れたのは金髪ストレートの美女ガール。
「はる。みずきだよ。」
「ふーん、みずきちゃんね、私も同じギャラクシーガーディアンなの、よろしくね。」
「はい、はるちゃん。よろしく・・・?」
美女のはるは、ゆうとにべったりはりついて、話始めます
「昨日のメッセ読んでくれた?なんで返信ないのよ」
「読んだけど」
「読んだら、返してよ。」
「わかったって。」
ゆうとは笑顔で返します。
みずきの知らないゆうとと、はるの会話はどこか遠い異国のように聞こえてしまいました。
なにより、ゆうとが笑顔を向けてる、はるちゃんがうらやましく感じました。
―ああ、ゆうとと、はるちゃんって子、なんだかお似合いだよな、それに私、スマホの番号すら知らないし―
3人は沈黙してから、はるがゆうとにたくさん、話しかけます。
「ふたりはどこで会ったの?」
「別に、かんけーないだろ。」
「知りたい知りたい、同じ学校とか?」
「まあ、・・・そうだけど。」
「え?ゆうとの彼女?」
ゆうととみずきは慌てて答えます。
「と、ともだち!!!!」
―なんか、私、嫌がられてる?ゆうとに。
そんな感じの「ともだち」だった。―
「ふーん、そーなんだ、そろそろ合同訓練が始まるから行こうよ、みずきさん」
「え?わたし?ゆうとじゃなくて?」
「ゆうと?私はみずきさんが気に入ったの、よろしくね!っていったでしょ。」
「・・・え、うん、そうだね、ありがとう、みずきさん!」
私は、ゆうととはるさんがとても仲が良くて一瞬、やきもちを焼いてしまったのかもしれない。だって、久々に会ったゆうとは、私になついてくるようなゆうとじゃないみたいだったから。
みずきの手を握ってはるは合同練習場に案内しました。
ゆうとはポケットに手をつっこんで、バツの悪そうな顔をして、あとからついてきました。
「合同訓練を開始する!!」
そこにあつまったのは、7人のメンバー。
レイナ、ショウタ、ミカエラ、ユウキ、はるに、みずき、そしてゆうと。
みんなで魔法の勉強や訓練をしました。
みんなで厳しい訓練を受け、新たな魔法の力を身につけました。みずき、ゆうと、そして新しく加わった仲間たちは、その力を活かし、平和を守る使命に備えました。
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