第77話

「誰の金で、飯食ってると思ってんだ!この暇人がっ!」

すると、アイリーンの夫は、彼女の髪を掴み、彼女を壁に叩き付ける。

「あなたっ。辞めてっ。」

「うるせー!」

バシッ

「今日は、このぐらいにしといてやろう。また、明日な。」

アイリーンは怯える。もう耐えきれない。明日、夫が帰ってくる前に自殺しようと決心した。主よ、ごめんなさいと。


「許せないわっ!」

「まずは、その傷を治してあげよう。」

信長はアイリーンの傷を治した。

「あなた達は?」

「イエス・キリストさんの使いよ!」

「そんなことが?」

アイリーンは、涙した。主は、見捨ててくれてはいないと。


「アイリーン、今、帰ったぜ。なっなんだ!?お前達は!?」

「イエス・キリストの使いよ!あなた、このままいくと、死んだら月の刑務所行きよっ!」

そう言うと歳子は光を放つ。

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