第68話

突然、黒い影が歳子達に忍び寄ってきた。

「なっ何!?信長!」

「妖魔か!?歳子、六名神を呼べ!」

「分かったわ!六名神、いざ参れー!」

スッー。

「どうした!?信長!」

「こいつを見ろ。義弘!」

「黒い影の妖魔か。俺に任せろ!雷神の陣ッ!」

バリバリバリーーッ!

「効かねぇっ。くそっ。」

「俺に任せろ!岩流の陣ッ!」

昌豊が岩をぶつけるが、効かない。他の皆も、それぞれの陣を唱えるが黒い影の妖魔には効かない。

黒い影の妖魔は、歳子にまとわりつく。

「光の神なんていらない。暗闇にしてやる。」

「まっ負けるもんか!歳子はまばゆい光を放つ。」

その間に信房は風神の陣を唱えた。光と風の力で黒い影の妖魔は吹き飛ばされた。

「くっ。バーン様のため、また戻ってくる。」

黒い影の妖魔は、消えた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る