第67話
「ほっ。警察に感謝。」
「だな。お前の出番だぞ!」
「そうね!」
歳子は、任せなさいとばかりにそう言った。
マリブ、ロサンゼルス郡の海辺の高級住宅街。
ここにある有名なヒップホップのプロデューサーが住んでいる。
歳子は、言った。
「クリスの住むサウスセントラルに行きなさい。」
そのあるプロデューサーは、不思議な気持ちに陥った。貧乏だった頃、住んでた街に行きたいと。
そう、そこはサウスセントラル。
クリスは、公園でボーッとしていた。時折、自分で作ったラップを口ずさみながら。
「what's up~~♪~...。」
「君、自分で作ったのかい?」
「はい。」
「ラッパーになる気はないかい?」
「あなたは、あの有名な...。」
「これで、あの子はもう大丈夫ね!信長!」
「だな。でも他にも苦しんでる子いっぱいいるだろうな...。」
「そうね。これからも見守ろう。」
「そうだな。」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます