第60話

「信長。ゴリヨもばあちゃんと遊んでることだし、アドルフ・ヒトラーのこととか、問題山積みだけど、久しぶりにデートしない?」

信長は、優しく、 

「いいよ。」

と言った。

「町にでも、出かけるか。」

「うん!」


「あっあんみつだ!」

「食べるか?」 

「うん!」

「はい。」  

「ありがとう。美味しそう~。」

「うまいか?」

「うん!美味しい!」


はっ。

信長の表情が変わる。

「帰蝶!」

帰蝶は顔にできた傷をとっさに隠す。

「信長様。」

帰蝶?あっ信長の正室だった人だ。

「歳子、すまん。先、帰っててくれ。」

「うっうん。」

どうしたんだろう...。


それからというもの、信長は帰蝶のところに頻繁に通うようになった。

歳子は、寂しそう。


「よし!地球に行って、皆と酒でも飲もう!」

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