第49話

ラーメンは、家康の生まれ変わりだから、とりあえず徳川四天王にでも会いにいくか。


ネヴァダ州。 

ここ月のネヴァダ州には、地球で罪を犯した人間達の刑務所がある。見た目は、全員収容できるほどの大きさではないが、中は四次元構造になってて、無数の階がある。

「よう。忠勝。様子はどうだ?」


本多忠勝。

徳川四天王の内の一人。本多忠勝は、刑務所を取り仕切っている。


「最近、ここへ来る人間達が増えている。」

「やはり、そうか。ますますバーンが力をつけるな。」

「だな。」

「他の四天王は?」

「中で、階を増やしている。」

「そうか。」


Aー363。

「飯の時間だ。」

徳川の足軽は言った。

「スティンク!」

臭い!それは、納豆ご飯。しかも、たれ、からしなし。盆と正月にはたれとからしがついてくる。

「毎日毎日、永遠に納豆ご飯。他のものが食べたい。」

「でもまだ、俺達日本人でよかったよな。」

「そうだな。早くたれとからしの時期がこないかな。」

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