第29話

宇宙へと向かった昌景達は.妖魔達が出現したところに着いた。

「ものすごい数の妖魔だな。信房。」

「おうっ!昌景。でも.少ない方じゃないか?それに.ざこだな。」

「だな。」

そこには.たくさんの紫色の肌をもつ.1つ目の顔の姿をした妖魔達がいた。

「火炎の陣ーーーッ!」

ゴオオオオオオオーーーッ。

「信房!」

「おうっ!風神の陣ーーーッ!」

風が火を強める。妖魔達は.全滅した。

「さすが.鬼美濃!」

「ほざけっ!」

「ほんの序章に過ぎんな。」

「そうだな。昌景。」

「母上のところに戻ろう。信房。」

「言われなくても。」

2人は.歳子のところに戻った。

「よう。どうだった?」

「ちょろかったけど.これからが大変だ。信長。なっ信房。」

「うん。」

「ねぇ。義弘。罪を犯した人間達の気持ちって言ったじゃない。」

「うん。母上。」

「私.天照大御神なのに.人間達を導いてない!こんな私.天照大御神失格だ!誰か他の人を探した方がいい!私なんて生まれてこなければ良かったのよーーーっ!!そしたら.妖魔なんて…」


バシッ

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