第28話

はっ。

信長は顔色を変える。

「どうしたの?信長。」

「妖魔が地球へ行こうとしている。歳子.六名神を呼ぶのだ!」

「どっどうやって?月へ行くの?」

「六名神.いざ参れと唱えるのだ!」

「わかった。」

すー。歳子は息を吸った。

「六名神.いざ参れー!」

スッー。

「母上!信長!妖魔か!」

「そうだ。地球へ向かっている。」

「了解。信長。俺と信房だけで.充分さっ。行くぞ!信房!」

「おうっ!」

昌景達は.宇宙へと行った。

「妖魔?」

歳子は聞いた。

「宇宙には.ブラックホールがある。そこには.妖魔達がいっぱい住んでて.バーンが取り仕切っている。」

信長は言った。更に義弘が続ける。

「月には.刑務所があって.罪を犯した人間達が収容されている。彼らは.永遠にそこから出ることはできない。彼らの出たい.出たいという気持ちがブラックホール.妖魔達.更には.バーンを生んだ。俺達は永遠にバーンと戦わなければならない。地球を守るため.罪を犯す人間をなくすため。」

シーーーン。

歳子は.聞く。

「地球って言ってたけど.太陽と月は?」

「天照大御神を超えた信長がいるから.近づけない。」

「信長は.戦えないの?」

歳子は信長に聞いた。

「俺.太陽をつかさどる神は戦えない。傷を癒すことぐらいだ。」

「そうなんだ。」

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