第27話

「信長ーっ!ちょっと人気があるからって.調子こいてんじゃねーよ!」

と.皆。

信長は.舌を出しながら.縮こまる。

「ゴメンナサーイ。」

「さっ。皆.昼飯の時間じゃ。」

「そうだな。信玄。歳子.戻ろう。ゴリヨが待ってる。」

「うん。信長。じゃあ.皆.あとでね。」

「承知しました。母上。」

信長達は.再び太陽へとテレポートした。

「ママーーー!お腹.すいたー!」

「わかった。わかった。サンドイッチ作ろうね。」

「うん!」

「あと.バナナもね。」

「うん!!」

歳子は.キッチンに立つ。

「ねぇ。パパ。宇宙って何?バナナ鉄やってたら.出てきたの。」

「地球や太陽.月や星々のある世界のことだよ。」

「どうやって.できたの?」

「何も無いところから.何も生まれない。宇宙には.寿命があって.壊れてチリとなって.またそのチリが宇宙を創るんだよ。」

「えーっ!僕.寿命があるの?死にたくない!せっかく.生まれたのに!やだやだー!」

「安心しろ。ゴリヨ。チリとは太陽と月のことだ。宇宙は.最初から存在してたんだよ。」

「僕.死なないの?」

「死なないよ。」

「良かったぁ。」

「地球では.死ぬがの。でも.また地球は再生するから.永遠だ。」

「ふ~ん。歴史は.繰り返されるの?」

「秘密だ。ゴリヨが混乱するから。」

「ふ~ん。」

「さぁ。皆.ご飯よ。」

「は~い。ママ。」

「何.話してたの?」

「宇宙について.ゴリヨにな。」

「そっか。」

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