現時点で全話読了してのレビューとなります。
記憶を無くし、人として生きていた天使ルシフィスの物語です。
天使・人間・悪魔……耳馴染みのある種族や個体名の多くのキャラが登場し、個性的なキャラクタたちが壮大なスケールの世界観を構成しています✨
戦闘描写では敵の数や陣形なども細かく描写され、戦争という緊張感溢れる極限の場が見事に描写されています。
ですが、それだけではありません!
あらゆる場面にシュールギャグが盛り込まれていて、読者は間違いなくツッコミを発動しながら読むことになるでしょう( *´艸`)
シリアスとギャグの融合! それゆえ、ストーリーの重厚さにも関わらず、気楽に読むことができます!
群像劇の要素もあるので、それらが好きな方にもオススメです。是非読んでみて下さい!
これは間違いなく傑作の予感がする作品。
天使と悪魔という永遠のテーマを、現代的な視点で見事に再構築した異世界ファンタジー。主人公の成長と仲間たちとの絆が丁寧に描かれ、特に戦闘シーンの描写が秀逸で手に汗握る。
作者の世界観構築力が素晴らしく、惑星ガイアと惑星イオという複数世界の設定や、魂と魄の分離という独創的な設定に引き込まれる。キャラクター一人一人に魅力があり、特にヒロインとの関係性にもドキドキする。
神話的壮大さと人間ドラマが絶妙にバランスされた、読み応え十分の力作。続きが気になって仕方がない、ファンタジー好きなら絶対に読むべき作品。
――そんなテンプレ的なフラグから、あっさりと命を落としてしまう主人公。
ところが彼は天界へと導かれ、自分が“記憶を失った天使”であるというまさかの正体を知ることに。王道を踏みつつも裏切りを仕掛けてくる展開に、「この後どうなるんだ?」と続きを読まずにはいられません。
ギャグやコミカルな掛け合いで軽妙さを出しながら、死・記憶喪失・天使と悪魔の抗争といった重めの要素もきちんと描かれるため、作品全体に心地よい緩急がついています。
気楽に読めるのに、しっかりファンタジーの深みもある――それが第一章の大きな魅力です。
まだ序盤ですが、物語の広がりとキャラクターたちの行く末に期待が高まる、続きがとても気になる作品でした!
第一章の時点での感想です。
正直、私はファンタジー作品にあまり触れてこなかったというのもあり、最初のうちはよく分からない箇所がありました。
ですが、そんなファンタジー苦手な私でも、読み進めていくうちに、壮大な世界観に没入する事ができました。
悪魔の階級やその特徴に、亜空間という特殊な設定、惑星ガイアという単語。そして人間と悪魔の共存を実現する為の中立都市。それらの豊富なネタを、こうして一つの作品にまとめあげて物語を作れるというのは、純粋にパワーの塊だと思います。
時々ギャグシーンのようなものもあり、作者様が心から楽しんでこの作品を書いている事が伝わってきました。
それにしてもキャッチコピーが不穏だ……。最終的にどうなるのか、気になります。