第31話
―――…
「やばいやばいやばい、寧々ちゃんが可愛すぎて途中で口から心臓が飛び出るかと思った。喘いでる寧々ちゃんの可愛さ知ってる??心臓射抜くどころか脳天までぶち抜く勢いで全俺を殺しにかかるくらいの可愛さだよ??耳が幸せどころか脳天まで幸せになるってどういうこと??身体中全部寧々ちゃんに侵されてて、俺、もしかして今日が命日かもしれないって思うじゃん??いや、まあ寧々ちゃんをおいて俺が死ぬわけないんだけど。それにさ、寧々ちゃんのいいところを突くとキュウッて俺の分身を締め付けてくるんだけど、あの時の可愛さと言ったらもう言葉で言い表せないよね。寧々ちゃんのイキ顔、まじで全部俺のもの可愛い死んだ」
「それ、俺を起こしてまで言わないといけない報告ですか……桐鵺くん」
―――…1人寂しく事務所の仮眠室で寝ていた桐鵺のマネージャー。
時刻は早朝3時。独身の30代男性に聞かせる内容ではありません。
『つか、俺がお前の奥さんの喘ぎ声知ってたら、俺、今日の朝陽すら拝めないだろ』と突っ込みたくても突っ込めない池崎静雄(現在婚活中)であった。
「旦那様はもっと幸せです」
彼の雄は止まることを知りません
……奥様、一生お付き合いくださいね
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