第14話
―――…
次の日の朝。
ドラマ撮影の休憩中。車内にて。
「はああああ!!!寧々ちゃん無防備最高!!!合法的に寧々ちゃんの下着をゆっくり眺めながら干せるとか、至福かよ!!!寧々ちゃんの夫やっててよかった!!それに合法的に寧々ちゃんの箸を舐められて、合法的に寧々ちゃんが入った後のお風呂の湯を感じられて、合法的に寧々ちゃんが脱いだ服と下着を嗅げて、ファンの時には見れなかった寧々ちゃんが生理になった時の苦しそうな寧々ちゃんを合法的に間近で見れて、寧々ちゃんが無防備に寝ている姿を合法的に写真に収められるとか夫最高おおお!!!」
「お前もうストーカー罪で逮捕されろ」
―――…それは合法ではない。
自分がこんな男のマネジメントをすることになるなんて3年半前の自分は思ってもみなかった、と頭を抱えた池崎静雄、34歳だった。
「旦那様は家事が大好きです」
可愛い奥様のお世話を出来る幸せを噛み締めています
……それがストーカー紛いなことであろうとも
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