虚しいだけ

「♫ 地獄の様な悪夢はいつも

消えてはそこにあって

喜怒哀楽は表現するには難しくて

色のない世界を見上げてる

いくら記憶を掻き集めても

ノイズの様に霞んでく


ほんの少しでも変われたのなら

みんなと笑い合いたかった

モノクロな物語

ふらついた足取り

何か欠けてる私 どこに向かうの?

抱きしめてよ


真夜中の雨雲降り注ぎ

真っ赤に染まる空は

焼き尽くされた 埋め尽くされた過去

日の当たらない場所で

うずくまって独り言はらり ひらり

暗闇でしかなくて


ほんの少しでも変われたのなら

みんなと笑い合いたかった

モノクロな物語

ふらついた足取り

何か欠けてる私 どこに向かうの?

抱きしめてよ


黒い波が自由を奪って行く

笑い声が響く幸せそうな家族

あの頃に戻りたいと名残惜しいのは

きっと今も誰かを探してるからかな


誰か 私を 殺して下さい

誰か 私を 見つけ出して

苦しくて 悲しくて 死にたくなるの

ねぇ?私は何者でしょうか?

ねぇ?私は何に見えますか?

ずっと人になりたくて なれなくて

ねぇ?真っ赤に染まった心はどうすればいいのでしょうか?♫

はぁ。歌っても何も変わらないのにね。何もかもが虚しいだけ」

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