絶望

「ああぁーー!」

「やめて、お願い、やめてーー!」

「痛い、痛い、あぁーー!」


「は!はぁはぁ。ああ、もう嫌。分かってる。私が生きちゃいけないことぐらい。でも、死ねないのにどうしたらいいの」


絶望が私を覆う。

一筋の涙が伝っていく。

起きてベッドに座ると、涙を拭う。

掛け時計の時間を見れば15時過ぎで、空はまだ明るい。眩しい空を見上げる。

汗びっしょりな事に気付き浄化を使って綺麗にする。


「光集い、癒して♫」


虚しいな。

ゆっくり目を瞑り悲しい自作の歌を歌い出す。

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