第7話
沙耶の視線の先には崖の先端に立つ沙耶の母と北斗の父だった
北斗 父さん…?
沙耶 何してるの…かな…
気づいたときには遅かった
微笑む裸足の2人は手をつなぎ海の底へと沈んでいった
16歳
北斗は震える沙耶の手を強く握り返した
彼女の荒くなる息に幼い彼は背中をさすり見守ることしかできなかった
あの日のあのときのまま。 @sayanaka
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