第8話
「じゃあ、まずは会ってみる事から始めましょう」
「そうね。まずは会わないと何も始まらないわ。でもそれ以前に大王や皇子はこの件、了承するの?」
そこに関しては忍坂姫にはどうする事も出来ない。
また自分達が知らないだけで、
「まぁ、そこはお父様に頑張ってもらいましょう!娘の嫁ぎ先が掛かってるのだから」
百師木姫も何だかとても楽しそうだと、忍坂姫は自分の母親を見て思った。
(まぁ、その段階を突破しないと何も始まらないし……)
その後その話しを聞いた
それから暫くして大王から返事が帰って来て、意外にも大王もこの婚約の件を了承したとの事だった。
さらに2人の意思を尊重し、
まずは会ってみる所から始める形で良いとも言ってくれた。
(下手したら強制的に嫁がされるかとも心配してたけど、思いのほか大王はお優しいのね)
忍坂姫は、そんな
そしてこれから、着々とその準備が勧められる事になった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます