第39話
その日の夜、
「皇子のいる部屋も分かったし、見張りの奴らの位置も大体把握出来た。
ただちょっと皇子を刺激し過ぎたのが悪く、変に警戒されてしまったみたいだ」
するとふと部屋の外から話し声が聞こえてきた。
「もうすぐ収穫祭の時期だな」
「あぁ、そうだな。今年の収穫祭は大君がされるが、今回は皇子も補佐に回るだろうし」
「明日はその準備で忙しいだろうな」
(なる程、明日は少し手薄になるかもしれない。)
嵯多彦にはある案が浮かんでいた。
あとは
それから、嵯多彦は早速その準備に取り掛かる事にした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます