第13話
第15話
ー2か月後ー
僕達は、文化祭を前日に控えていた。
しかし、彼女の機嫌は、すこぶる悪い。
その訳は…
ー遡ること2か月前のデートの翌日ー
「えっ!誰!?あのイケメン!」
「うちの学校にあんな格好良い子、居た!?」
「嘘!?隣のクラスの真城くん!?雰囲気変わり過ぎじゃない!?」
「めっちゃタイプ♡」
今までに聞いたことのない自分への黄色いラブコール…俗に言う、モテ期なのだろうか…?
知らない間にファンクラブまで出来てしまったらしい…。
「私の予想が当たっちゃったな…。」
アイカは、少し悲しそうな顔で俯いた。
そして、今に至る。
機嫌が悪いと言うよりも、暗い…だろうか。
そう思っていた時、クラスメイトの女子が翔に声を掛けてきた。
「真城くん…!あ、あの…好き…です!!」
クラスメイトの女子は、教室で皆が居る中、堂々と告白してきた。
「
アイカは、その場面に遭遇し、呆然としていた。
と思った、その時。
「Love Power Error…Battery Zero.」
初めて聞く警告音が鳴り響く中、アイカは崩れる様にその場で倒れた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます