第6話

第7話

ーその夜、僕は、灼熱の太陽の下をひたすら歩き続ける夢を見た。ー


そんな夢を見た理由を眠い目を擦り、瞼を開けて知ることになる。


目を開けて隣を見ると、無防備な表情でスースー寝息をたて、気持ち良さそうに眠るアイカの姿があった。


「…うわぁぁぁぁーッ!!」


かけるは、思わず家中に聞こえる叫び声を上げてしまった。


その声に、かけるの父と母が飛び起きた。


かける!?どうしたんだ!?」

かけるどうしたの!?」


ー父と母がかけるの部屋へやってくると、さっきと同じ姿でアイカが熟睡している。


「あら!やっぱりあの後、アイカちゃん、かけるの部屋に入っちゃったのね♡

かけるに断られて、悲しそうな顔してたもの。」


かける、彼女出来たのか!?」


かけるの父は、突然の状況に驚いていた。

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