第5話

第6話

こうして、僕達の奇想天外な生活が始まったのだが、思いもよらないことばかりだ。


かけるくん、一緒に寝よう?」


アイカは、可愛いパジャマを着て枕を抱えながら、僕に話しかけてきた。


そんなやり取りを見て、母さんはニヤニヤ笑みを浮かべている。


「可愛い彼女が出来て良かったわね!!

お父さんが帰ってきたら、驚くと思うわ。」


「べっ、別にそんなんじゃ…。」

翔は、変な恥ずかしさで顔が紅潮していく。


「とにかく、一緒には寝ないから!」

かけるは、アイカに一言告げて自分の部屋に入っていった。


アイカは、少しシュンとした表情でかけるの部屋の扉を見ていた。

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