第4話

第5話

「何処から来たの⁉︎」と言う、かけるの母からの問いに、「未来の世界だよ♡」とニコニコ笑いながら伝えた。


「何かね、楽しいことがしたいなぁ、新しいことにチャレンジしたいなぁ、何気ない日常に刺激が欲しい!って、思ってる人に反応するっぽいんだよね!私!」


そのアイカの一言にかけるは、ビクリと身体を飛び上がらせた。


ー思い返せば、僕はここ最近ずっとそんなことを考えていた。

全て、見抜かれているのか…?はたまた、縁と言う物なのか?ー


そんな思考が、かけるの頭の中でグルグル巡っていく。


その思考のループを切ったのは、アイカだった。


「折角巡り合ったんだから、私と一緒に楽しいこと、毎日が輝きに溢れること一緒に見つけようよ!」


アイカから、溢れ出る太陽の様な明るいオーラにかけるも自然につられていく。


気付けば僕は、彼女の手を取っていた。

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