第88話
「私はさ、あの子たちを守りたいだけなの。別にあんたたちのメンバーが何もしないと誓ってくれるなら言うつもりはないの、まあそれを信じろって言われても簡単に信じられないだろうけどね」
普通は信じられないだろうね。
でも本当別に私に関係ない事なんてどうでもいいの。
だから正直貴方たちが悪さしていても大きな顔をしていても別に関係ない、そうあの子たちに何もなければ。
「なんでだよ、知られたくない事なのにっっ…」
小さな声で唇をかみしめながら溢す言葉には切なさを感じた。
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