第82話

そんな事を考えていると、もしもしっという声とともに、山路灰利に電話がきたのかそのまま部屋から出て行った。



「シュウ、どう?美味しそうでしょ?」



有野は嬉しそうに修二を見つめる。


それに小さな声でうんっという修二。





「やべ、俺なんか腹いてー。さっき食いすぎたからかな?ケーキ俺のも残しとけよ。シュウ。」




そう言い譲二は腹を押さえながらトイレに消えてしまった。




「そういえばジョー今日お昼凄い食べてたもんね。

まだケーキも食べる気なんだね」



「本当に」




クスクスと有野と修二は笑ってそんな事を言いながらケーキを切り始めていた。

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