第16話

「た、ただの女じゃねえな」



「や、ヤスまじで調べろ…」



「オヤジの…話、どうやって調べた」



「僕のマムの話もだ」




顔色が変わった、形勢逆転だね。




「別に関わらなければ言うつもりなかったのにね、あんまりオイタがすぎるのも考え物だね。私を調べるのは勝手だけど、あの子たちに関わろうとするなら、潰されるのはどっちかね?じゃあ本当にさようなら」




そういって今度は何も言えずに彼等らはただ私を見るだけだった。




そして外に出るとやっぱり泣き出しそうな顔をして心配してる心優しい3人がいた。




ううん、私が出てきた瞬間3人とも泣いていたね、綺麗な心の持ち主だものね。



素敵すぎる3人にそのあと怒られたり話を聞かれたりで大変だったけど、大丈夫だよっと話た。



ごまかすために「ほら家お金持ちだから、パパ同士が知り合いでそれ言ったら大丈夫だったの」そう"嘘"をついた。




あの学園は私立の中でもそれなりにお金がなければ入れないのである程裕福なのはお互いにわかっている。

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