第44話

それを見つけて、さっきよりも、もっと優雅にそして綺麗に笑って見せた。



そうすれば、周りの人は私に見惚れる。

そしてそれがどんどんと増えていく。




今日は本当は1時間ほど歩くだけだったが、シンコちゃんといるので結局そのまま歩き続けた。


一度20時くらいにご飯を食べに小料理屋さんに寄ってその後はまた2時間ほどただ歩き続けた。




20時をこえると、増々夜は広がり、それと共に、人々の顔ぶれは完璧に夜の住人たちへと変わる。



男も女も全てがこの煌びやかなネオン街に合った顔ぶれへと…。

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