第82話

そして、その後皆で美咲の髪色がどれが一番似合っているかなど皆でアルバムを見ながら話した。



ページを捲る事に、いろんな美咲に会えた。



最初の方は女帝ミサキとしての写真が多かったが、どんどん普段の美咲が増えていくのがわかった。




「あ、これ美咲の寝顔?

めちゃくちゃ可愛いーっ」



ユウノは嬉しそうに微笑みながら、美咲の写真を見つめていた。




「あれ、でもこれってここでの写真じゃないよね?どこだろ?」



ぽろっとユウノは言葉に出すと答えてくれるのは阿佐谷さんだった。




「あー、それ俺の前のマンションでのかな」



だけど、そんな阿佐谷さんの言葉に少し落ち込むのは仕方のない事だ。

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