第7話
私達は元居た控室に戻り、ひと息付いた。
「終わったわね…」
私はバックから眼鏡を取り出して着け、軽く息を吐く。
「渉さん?」
控室に渉さんが入って来た。
「これ・・・」
「あ・・・」
お母さんに会社の人から預かった祝儀袋を渡した。
「佑月もありがとう…」
「あ、うん・・・」
「なぁ―二人で話がしたいんだけど・・・いいか?」
「えっ?」
渉さんの思わぬ言葉に驚いた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます