第57話

「えっ? トモくん!?」



ベッドに寝かされ、焦る舞の上に、



「最後まではしない。ちょっと触るだけだから」



友季が覆い被さり、舞の首筋に唇を落とした。



「トモくんのスケベ!」



「うん。否定はしない」



真顔で頷く友季は、舞のパジャマのボタンを外し、露わになった胸元に顔を埋めてキスをする。



「トモくんのバカー!」



舞は涙声で叫んだが、この日の夜は友季の気が済むまでたっぷり可愛がられることになった。

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