――――――俺だって分ってる。

彼女が他の女性とは違うコト位。

―――――俺は彼女には絶対手を出さない。

小陽には妹を超溺愛する兄貴の紡が居るからな。

俺は躓いて泣いていた小陽を慰めていただけなのに。

紡は俺が小陽を泣かしたと勘違いして石を投げつけた。

おかげで俺は額から流血。

７針も縫う怪我をしたんだ。

傷痕は今も額に残っているーーー・・・

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