第28話

あれから1か月経った頃か———



「想士と緯さ、今日ヒマか?」



俺も緯も頷くと、



「じゃあ決まりだな

千夏が望冬ちゃん連れて来るから遊ぼうぜ」



「本当に来るのか?」



「俺、疑われてる?

千夏から連絡きたから本当に来るよ」



「想士、何慌ててんの?ぶはっ」



「俺、放課後担任に呼ばれてるから遅れるけど

絶対行くから」



「わ、分かった、想士、本気だったんだな」



「望冬ちゃんに会って話したかったもんな?

ククッ



放課後、担任の話しが終わり急いで

待ち合わせ場所へ向かった



店内に入ると千夏ちゃんが手を振っていたので

俺は女の前に座った



自己紹介の後ゲームセンターで遊ぶ事になり

猫のキーホルダーが2個取れたので

1個ずつバックにつける事にして、



ヤバイっ・・・咲多さんと同じ物だ



帰りも同じ方向だったので家まで送ると

咲多さんはお礼にと言って夕飯を作ってくれた



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