第7話

えっ?さっきまでいたよね


「わっ、いないのに話しかけちゃいました

は、恥ずかしいです」



「ぶはっあははー」



「わわわ、ごめんなさい」



「いや、久しぶりに笑った」



「そうなのですね

あ、この猫ちゃんバックのココにつけます」



「俺は中につけようかな」



「ここじゃダメですか?」



「俺がつけてたら引くだろ」



「引く?引きませんよ、可愛いと思います」



「そうか、それなら〜こうして…

ココのポッケに入れとくかな」



「ポッケ…あ、少しだけ顔が見えて

可愛いです、ふふっ」



「やっと笑ったな」



「え?」



「いや、なんでもない」




「望冬〜そろそろ帰ろうか」



「うん」



「望冬ちゃんはどこの駅?」



「こっちの3つ目です」



「同じ方向だったのかー

俺と想士は5つ目だから一緒に帰ろう?」



「はい、お願いします」



千夏と杜浪くんは反対方向なので

バイバイしてから3人でホームに向かった



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