用語解説1(ローシェと秋津・異能・妖刀月牙)

 作中に出て来る用語の詳しい説明です。ネタバレはありません。


 ☆ローシェ王国(後の帝国)

 ゴーデ大陸の中心に位置する広大な、騎士と白魔導士の国。面積は60万㎢


 北は標高5000ハロン(メートル)級の山が連なる聖峰・ブールランデン山脈に接し、南はバラル内海に届く。

 王都はリア・アルファテス(古語で第一の都、を表す) 人口216万

 言語は大陸公用語


 東側には大通商路の終点である大門があり、そこから東は戦神キーアの丘を経てベルデンハーザス大草原に接続する。

 西側は豊穣の女神ハステアの名を冠する豊かな丘陵が広がり、その先にユークレイル河が南北に流れ、その対岸に秋津の国がある。

 気候は北方は冷涼、南方は温帯に属する。


 主要産業 農業 主な輸出品はチーズやバターなどの乳製品、小麦、ワインなど


☆秋津の国

ゴーデ大陸の北東に位置する、バラル内海に張り出した三角形の半島の国。水耕が全土で行われている。気候は湿潤で雨が多い。

天下を二分する戦国時代にあり、東の光川家、西の紫藤家が天下統一を目指して争っている。


☆異能一覧( )内は所有者


屍四季舞ししきまい 人が魂だけとなり他人の肉体を乗っ取る異能。信頼関係、致死量の血等条件が厳しい。(謎の男)


冬刹とうさつ 同じ地面にいる相手の動きをすべて止めることができる。心臓含めてすべての生態活動も止まるのでほんの10数秒程度で対象は死ぬ。(オボロ)


春誕鬼しゅんたんき 致命傷や欠損した部分も再生できるが、一人につき一回だけ(ミヤビ)


鷹目ようもく 猛禽類の視線を自分に映すことができる(ムクロ)


霊鷹れいよう 右手の力を鷹の姿に変化させ、自由に動かすことができる(ケサギ)


写景刻しゃけいこく 一度見たことは絶対に忘れない(イリアティナ、サカキ、他多数)


夏凌我かりょうが 触れた人間の心が読める(オボロ、サカキ、イリアティナ)


れん 一瞬で終わる遁術の効果時間を延長できる 低位の風遁にしか使えない(アゲハ)


〇大太刀:月牙げつが 刀身3尺(90cm)鞘は金平目地桐紋蒔絵糸巻太刀拵 で、刃の縁に三日月の文様が複数浮かび上がる。月牙が選んだ主にしか抜けず、主が呼べばその手に瞬間移動して来る。妖の気配を察知し鞘鳴りで知らせ、刀身を振れば衝撃波を生じる。とある人物の魂が宿っている。

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