第17話
何故こんなに頑張っているのに何も変わらないのか。
私の何が駄目なのか。
考えてもわからない。
真面目に言われた事をやっている。
私は仕事が遅いらしい。
まだ60歳。
制度を利用したくても出来ない。
早く終わらせたいのに、、
なんの為に生きているのか
若い頃に、1度だけ彼氏が出来た。
私は地味だと思うけど絶望的なブスとも思っていなかった、でもきっと。
私は絶望的なのだ。
それから今も男性どころか、女性の友人すら出来ないでいた。
毎日息をしているだけで、何も楽しみもなく、楽しみが出来ても人の目を気にしてしまう。
うまくいかない。
仕事は、転職を繰り返して、なんとか採用されるが時給が低すぎて生活は豊かにはならない。
この小さな部屋で最低限の物の中で静かに息をしながら毎日を過ごす。
そんな私に、小さな友達が出来たのは先週の事だった。
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