第13話
ガチャ…
扉が開く音がして振り返ると
「若っ!!!」
若が車から降りて敵の車へと足を進めようとしていた。
「若は車に!!」
そんな俺の声も、当たり前かのように無視してどんどん足を進めていく。
くそっ!!!
俺が急いで若の前へ立とうとした時だった。
相手の車から落ちるように男が1人転がってくると、ボロボロの体で手には拳銃を持っていて。
離れていても銃口が定まっていないのが分かるぐらい男の手はフラフラとしていた。そんな中撃ったって余計に被害が広がるだけ…
「やめろっ!!!」
パーーーーーンッ!!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます