裏の世界では一般人を抗争には巻き込まないのが共通の暗黙ルール

「流石に向こうも大勢人がいる中では動かないだろう。この道を通り過ぎたら裏道に入って仕留めるか考えよう。というかその方法しかないな今は。若、それでよろしいですか？」

「あぁ」

その声で少しスピードを上げた秋の車は一気に商店街を通り抜けようと走り出した。

もう少しでこの道を抜ける…！

その時だった

「秋っ！！！」

「右だ！！！」

キキーｯ！！！

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