第45話
微笑みながら、叔父に近づく私
「パパを殺して、華龍会をつぶしたのにも関わらず、結局は登龍会でも上にも行けないんだからこんな組私が潰してあ・げ・る
パパは19年前に死んだ。その日は、パパとママは検診のためパパが運転して病院に向かっている途中で、
当時、敵対していた組の奇襲によって死んだことになっている。
パパは華龍会会長の側近をしていた。頭の回転も速く、武道にも長けていたパパを私のおじいちゃんにあたる華龍会会長神田
にも認められていた。
そんなパパとママは恋に落ちて、高校を卒業すると同時に二人は結婚した
それから、8年後に2人の間に小さな命がお腹に宿った
それと同時におじいちゃんは、パパを時期会長にすると発表した
それに納得がいかなかったあんたは、パパを事故に見せかけて殺した
本当は、ママも、お腹にいた私も一緒に殺したかったんでしょう?
でも、死ななかったパパが私たちを守ってくれたから。」
「俺が殺した?どこにそんな証拠がある」
「証拠ならあるわ。あんたが当時、敵対していた組員の下っ端を薬漬けにして、そいつに薬が欲しければパパを殺せと指示をした音声データが残っているの。」
「そんなはずがない。証拠ならあの時に消したはずだ。」
と小声で言っているがこちらには聞こえている
確かに、証拠は完全に消されていたが私のママがすべてを調べ上げていた
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